土壁の家 | アトリエDEF

土壁プロジェクト

原村の実験棟は・・・

2012年11月23日

原村の実験棟。
遠野未来さん設計の棟は
今こんな感じに進んでいます。

20121123.jpg

遠野さんの建築の特徴でもある
カーブしている壁。
土を塗る為の木ずりが
平出棟梁によって造られていきます。

四角く空いているところは
ディスプレイ用の棚になります。

木ずりの外側には、羊毛とフォレストボード。
断熱はしっかりです。

天井の木ずりには土を引っかからせ
落下しないように縄を巻いてから
土を塗っていきます。

左官屋さんがこの壁に、
どんなふうに土を塗っていくのか
見たい方は遊びに来てくださいね!

mayu
posted by 土壁の家 at 17:54 | Comment(0) | 土プロ実験棟

石川先生にお会いしました

2012年09月11日

今制作中の、’てくてくぐんま’2号のテーマは「土」です。

土のお話を聞きに、土プロメンバーでもある、
前橋工科大学大学院建築学専攻教授、
石川恒夫さんにお会いしました。

大学の敷地内には、
建築の授業の一環としてワークショップを行い
完成した「版築シェルター」があります。

20120911_1.jpg

なぜ、土なの?
なぜ、版築なの?

という率直な質問を投げかけました。

ただ土の性能を知ることだけではなく、
この建築物を、生徒と授業で造る意味、
みんなで造ることの意味。
色々な要素があっての「版築シェルター」でした。


石川先生からは
とてもとても、深い印象のお話を聞くことができました。

「自然というのは大地が凝固したカタチ。
人の役割は、それを芸術的に解き放つこと。」

建築というのは、その役割を担った
目に見えてわかりやすいものなんだな、と感じました。

そしてその役割を果たすことができる
技を持った人はどんどん減ってきていて。

若い学生さんたちが「版築シェルター」を造る意義は、
そんなところにもあったのかもしれない、と感じました。


「土」のお話をテーマにした
てくてくぐんまNo,2は
10月中旬発行です。
お楽しみに♪

mayu


posted by 土壁の家 at 19:13 | Comment(0) | 土プロ実験棟

お肌しっとり土壁の部屋

2012年07月08日

実験棟。
完成した方の部屋の住人です。
20120708_1.jpg

室内の温度・湿度計を見ると
土がまだ乾いていないので
湿度がなんと82%!
20120708_2.jpg

でも、住人によるとベタつくような不快感はなくて
むしろお肌しっとり霧わーい(嬉しい顔)霧だそう。


実は「てくてくぐんま」を一緒に製作している
わしずさんも土壁の家に住んでいて、
http://tsuchikabe.a-def.com/archives/201203-3.html
寝室の温度を計ってみたら
60%くらいの適度な湿度を保っているそうなのです。
わしずさん宅の土壁はもう乾いているのに。

なので、わしずさんのお肌はプルプル、つやつやでしたぴかぴか(新しい)わーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)


ジメジメするような湿気は嫌ですが
ほど良く保たれる湿度は必要ですよね。
特に、女性にとっては!!

乾燥地帯の原村で、この土壁実験棟は
もしかしたら女性に人気のスポットになるかもしれませんいい気分(温泉)

潤いを実感したい方は
ぜひ、遊びにきてくださいね。

mayu
posted by 土壁の家 at 17:31 | Comment(0) | 土プロ実験棟