土壁の家 | アトリエDEF

土壁プロジェクト

土壁の家プロジェクト 木製サッシ

2011年07月22日

RIMG1830.jpg

トラックに積まれている枠材は、いったい何でしょうか?
RIMG1910.jpg

正解は、木製サッシです。
いよいよ土壁が十分に乾いたので、外部周りの工事を進めています。
RIMG1833.jpg

この木製サッシは、『森の窓』さんのサッシです。
国産材の木を上手に使っているので、意匠的にとてもすっきりしている木製サッシです。
M様邸では、
リビングまわりには唐松を使用し、浴室には水に強い能登ヒバを使用することにしました。

工事が進むにあたって、
土壁部分が覆われて行ってしまうので、
少し淋しい気持ちになってしまいます。(名残惜しいですね。)
RIMG1914.jpg
現在、現場はフォレストボードも張り終わり、透湿防水シート(タイベック)が張られています。
すっかり、外から土壁を見ることは出来なくなりました。

この暑い最中、
M様邸の中に入ると、ひんやりしていてとても涼しいです。
土壁の効果が、顕れているのでしょうね。

yamamoto
posted by 土壁の家 at 14:40 | Comment(3) | 土壁の家プロジェクト
この記事へのコメント
突然、申し訳ありません。ブログランキングからお邪魔しました。
木製サッシに興味を持ちました。おそらく、一般のものと比べたらコスト的には割高かと思いますが、意匠面以外のメリットは何かあるのでしょうか?意匠面でも十分なメリットには感じますが・・・
Posted by ベンカン・ジャパン at 2011年07月24日 14:39
ベンカン・ジャパン さんへ

コメントありがとうございます。
木製サッシのメリットについてですが、
現在、一般住宅で使用される開口部の種類は、
  @ アルミサッシ
  A 建具屋さんが作る木製建具
  B 木製サッシ
の3つが考えられると思います。
(@が圧倒的に多いのが実状ですが・・・。)


@ アルミサッシ
・コストが低く、気密性が高い。
・熱伝導率(熱の伝わりやすさ)が高いため、結露を起こしやすい。
・工業製品のため、製作過程での環境負荷が大きい。

A 建具屋さんが作る木製建具
・@に比べるとコストが高く、気密性も劣ります。
・木材のため熱伝導率が@に比べると低く、気密性も劣るため、結露を起こしにくい。
・木の風合いが十分に楽しめる。(割と自由に意匠を考えられる)
・DEFで使用する木材は国産材で注文製品のため、製作過程での環境負荷も低い。

B 木製サッシ
・コスト的には@のおおよそ3倍程度高くなります。
・気密性は選定する木製サッシの金物の機能にもよりますが、高い気密性を確保することが可能。
また、木材のため結露も引き起こしにくい。
・DEFで使用する木材は国産材で注文製品のため、
製作過程での環境負荷も低く、木の風合いも味わえる。

それぞれを比較しながらご説明すると、
わかりやすいかと思いましたが、ご理解いただけましたでしょうか?
また何かご不明な点等ございましたら、ご質問いただけますでしょうか。
Posted by yamamoto at 2011年07月26日 18:32
確かに木製サッシは高いですが、全ての開口部を木製にする必要もなく、景色を眺めたい部屋とか、庭と繋がるリビングの大きな開口部だけに採用するといったことも可能です。それだけで本当に暮らしが豊かになりますよ!
kojima
Posted by kojima at 2011年07月26日 20:58
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